トマトは夏真っ盛りの頃と思ってたら、市場を席捲し始めたのは8月終わりから、 今月いっぱいは楽しめそうな雰囲気、朝からトマトたっぷりサルサで、
暗かった空が白やんできて徐々にきれいな薄縹、このまま帰っても腹減るよってことで、飯探し、
手際よく活け締めされていく魚をながめてるとあっという間に朝の時が過ぎていく
今、市場は鱧が主役 こちらの方は今夜あたり、ちょっと揚げたのを食べてみようかなと、 鮨の朝御飯、 利尻だといわれたので朝から、 隣のおっちゃんは朝からビールをグビグビ3本、すごいねー 朝は7時半位まで入荷がないといわれたけど、 早めにやってきた鯵、 すぐに下ろして食べさせてもらったけど、身が活かって歯が立たない、短くとも昼過ぎ辺りまで待った方がよかったのかな、、
かなり早起きして初売りに出かけたけど、「明日からですよ~」 そんでもって2日目、やはり初日だけあってまだ品揃えも100%でない感じ 仲買いの人たちもそろそろ様子見で動き出すといった様子 今回は養殖鮪の美味しそうなのが出回っていた ひとつは高知県宿毛湾安満地からのもの アメリカで売られている養畜マグロと呼ばれるものは背中の方まで脂が回っていて全身トロ?状態 腹部分などは脂ノリがきつくて脂が油に感じられる京都の伊根で養殖されているものは一目見たとき天然物なのかと思ってしまった程自然な感じに仕上がっている 「京都で揚がったのですか?」 「いやこれは養殖なんです」夏場に獲った80kg~100kg程度の成魚から育てる方式で栄養過多にならないように管理されているらしい この切り身から想像するに全体は120~130kg程度、1割強の増量を人口でするのが良という事か
よく飽きないねと言われるけど 楽しいですね 朝の市場 新鮮なものに囲まれる中、市場の喧騒に包まれると高揚して眠気もどこかへ 小一時間もウロチョロしてると空腹に 朝っぱらから夕食並にいってしまおうという非日常も相俟って早朝の空腹感は他の時間帯の空腹感に比べるとちょっと大事成す前の軽い緊張 います、います 仕事明け、朝から日本酒にビールに <刺身定食> あえて主菜にいかずにこちらの方に ちょっと気を持たせてからおもむろに刺醤など この辺りが気になります 醤油つけてわさび、ご飯 パック 一切れごとにローテーション 朝の刺身っていうのは夜食べるのとまたひと味ちがう 全然っかまいません よろこんで
メルカートの準備風景を見たくて早起き 古い建物の側壁に少しずつ朝日 小さな広場には肉、野菜、鮮魚などの屋台が次々と立ち上がる 屋台とは思えない充実の品揃え 小さいトラックで搬入 パリパリっとしてその場でオリーブオイルでも買ってすぐ食べたいサラダレストランのメニューでお目見えする素材もあちこち このシャキシャキっとしたPuntarelle はローマ周辺でしか取れないらしい冬の風物野菜らしい、あっさり味付けされたサラダで 下町地区などにあるレストランで供される 冷たい空気もベイエリアのそれと同じ ローマにもHalloweenの気配
反対の窓から見下ろす首都高の高架下から新大橋の風景は昔 新橋から歩き通った順路 ほとんどの窓に明かりがつき、まだ働いている人がいるという事が安堵感につながった朝日新聞社のビルは見上げるように大きかったけど ここから見るととても小さい存在もしなかった空にある位置から何も変わらない市場正門に続く通りは未来から昔の時間を眺めているような不思議な感覚時間過ぎていくなかで大きくなったり小さくなったりするもの、消えていくもの 忽然と現れる物ちょっとあそこまで降りていってあの蕎麦を食べてみよう あんまり好きでなかったけど 「蕎麦食べよう」と言われ、たまにススっていた連れ蕎麦 天ぷらの衣がユルユルっと離れダシと共に口内に侵入してくるのが旨いものだと感じた時、回りの人があのユルユルを丼のふちから取り込み 「あー」と小さく呻くのに納得 あの頃 借金も責任もなく時間が沢山あったユルユルをチュルチュルして「あーこんな事ばっかやってると健康診断でまた小言を喰らうかも」とよぎる2006年暮れ 得ているのか失っているのか
暑い中、いかに過ごしやるかではないですが 納涼2点 場内には氷屋さんがいくつかあって朝から氷鋸でガリガリ切ったり 氷砕を作ったりするんですがこの冷雹をちょっと拝借して飲みかけコーヒーのカップの中にあふれないギリギリにグシャって入れると それはそれは一喝 目覚めのアイスコーヒー 丸豊のおにぎり、おばちゃんが裏でセッセッカ握って作ってるんです コンビニのみたいに形は揃わないけど そっちの方が人間温 っていうか実際温度あるんですこのにぎり いっぱい種類あるんですけど ジャコ高菜 冷蔵庫にいれて忘れた頃は大概夜中の酔い小腹 そんでまぁこの冷たいのをガブッ なぜかよく噛みますね 酔ってると
7時も過ぎると大和も寿司大もどんどん列が延びこのあたりだと1時間越え 買い物後にそんな元気はないので おかめで軽くしょっぱなにやってきた卵焼はすき腹にしみる おまかせひと通り 天然物のみとの事だけどやっぱり市場寿司には勢いってもんがないと ちょっと物足りません この後"鳥藤" で鶏ワサ丼、晴海にでてイカすみソフト、三越のオープンに合わせてB1菓子セクション 開店時はフロア嬢居並び 歩き過ぎるごとに一斉に会釈をされかなり恥ずかしい ティンサム、サンフルーツ、ジョトォ、初夏物を物色 広尾経由で "Yoroizuka" 若、熟ご婦人いっぱい 浮いてたけど暑いしめずらしく店内ステイ徒歩で明治通り あのグリーン基調のコンビニ 何も目新しいものなし コーヒーこんなに落として女の子達はこんなのがいいのか? 表参道メトロ地下の蕎麦屋で1枚 以外な場所、安いけど 煙草煙 おっさん達はこんなのがいいの? この後、見附に移動 赤坂飯店で坦々麺、 夜、神楽坂
誰もいないよ虎ノ門 4:00 am 今回は毎朝築地の皆勤賞 仕込み最中の魚河岸横丁 築地がアイドリングする時間帯 昔、中卸の東筋 午前3時頃に天ぷらうどんにすべく大き目のエビをごま油で揚げる店があった ごま油の香ばしい香りの中で揚げられるエビの匂いは鮪を引き倒しクタクタの体に染み込み唾がせり上がってきて いてもたっても居られなかった記憶があるのだけれど その店はもうなく正確な位置も覚えていない 自前で食べる朝食は圧倒的に吉野家、豊ちゃん、中栄、後は新大橋通りのラーメン、 高級魚が食べれる店というのは敷居が高く カップ麺を隅田川に面して朝日に向かってすすったり 菓子パンをセリの前に頬張る事も多かった今朝 一番 "高橋" で中坊の刺身 卸から直行してきた醤油いらずの1品 高級店で食す鮪にも銅のような血の味が微かに混じることがあるが 市場料理の醍醐味は熟成も何もない一気に切り出す鮮の旨さ 穴子の白焼をワサビでかぶりつき ビールをチューーーー 実はこの後穴子丼も食べたり でもスーパー穴子丼はまだ出来ませんとの事 ちょっと残念食後に散歩 ダルゥ~ルルルル "ターレー" の行き交う音 コンクリートが水に濡れる匂い 東京の食を支える心臓部が鼓動を始める夏の朝
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