bayarea

Lunardi Meat Co

唐突な所にあるのと、ただの倉庫のような外観で見ただけでは肉を売っているとはわかりにくいし、わかっても入る決断までいくかどうか　時折乗り付けられる ＦｏｒｄやＣｈｅｖから降りて来るお客はフットボールチームを１チーム丸ごとフィードできそうな量の肉を箱入りで購入していく


何年も前から行っているが、今だに店の空気読めず。　なぜ "Tuesday Only" なのかわからないが、この肉屋は火曜の昼間の数時間だけ "Steak Sandwich" を売る　店の裏でＢＢＱして表のデリでおばあちゃんが作ってくれる　


          <Back yard Kitchen>　　　　　　　　　　適当に座れよという感じ

肉屋のことだから、さぞかしと想像するが2枚重ねにするなどという暴挙なくいたって控えめ　キャベツの千切りが細い。　おばあちゃんの後ろには「素手でサンドイッチを作って欲しくなかったら手袋をするから言ってくれ」と張り紙があるが、僕には「そんな事 もし言ってでもしてみろ」としか読めない


最近ＢＢＱチキンサンドが新しく火曜日メニューに加わった　創業40年でなんで今更

不思議に惹き付けられ

Steak Sandwich  Tuesday Only
570 William St San Leandro (510) 483-3273 

Submarine Center

アメリカの人が食べている"SUB"はフランス海軍の Ｔｒｉｏｍｐｈａｎｔ 級 な奴を端からガブガブという豪快な物が多いが、このサンフランシスコ市内の外れ "West Portal" 近くにある "Subセン" の "Mini Sub" はすこぶる


包み隠さぬフラットカウンターの上ですべてが白日のもと すばやい手付き / 包丁さばき

       Very Thin crispy crust

　薄いカリカリのロールを外壁に　　　　　　中はウルウル 配置完了！ Aye, aye, Sir!


任務については多くを語る事はありません

820 Ulloa St San Francisco (415) 564-1455
　

BAHN MI SAIGON

"Out the Door" で上品な奴を食べたのでフツフツとくすぶる　"Larkin St" あたりは正式にベトナムの街になったらしい

Larkin にある小さなベトナムサンドイッチの専門店はいつも忙し

切り盛りのお母さんはガンガンオーダーをとってガシガシ作る "Spicy ?" と聞かれたら "Extra" で受けて立つ "GA"=chiken  "Thit"=Rost Pork  "Xin Mai"=Meat Ball "Cha Lur"=Fanci （ベトナムハム）　"Pate Gan"=Liver paste と色々あるが、レバー、とコンビネーションはベトナムのお客さんが多く買っていく

具がグッポリ入るよう中がくり抜いてある

　　　　　辛～　旨

これで"Out the ～" の３分の１の価格　肝据わった母さんイッチ

560 Larkin St San Francisco (415) 474-5698

Cafe Maritime

"Swan Oyster Depot" の潔い早仕舞　なかなかいいタイミング訪れることが出来ない　日の長くなった今、公園などでもう少ししてからなど思っていたらあっという間

"Swan" が閉まる頃 開店する "Maritime"

          Sea Food Platter

Dangeness Crab salada もDampling もこのボリュームで under $8 、廉価なタイ料理やベトナム店でさえ 最近の一品はこの辺りzの価格帯ということを考えれば 頑張り



ちょっと頑張りすぎてオープン時の頃のシンプル＝Maritime の薄れが憂い


街自慢になりつつあるLobster roll バランスしながら端から少しづつカジり

2417 Lombard St San Francisco (415) 885-2530

Molinari Delicatessen

アメリカ人は思っているより朝早起き、７時頃には公園をジョギングしたり街中をサイクリングで颯爽の人が多い。

そこまで健康的ではないが、早起きくらいはたまある。散策すれば、チャイナタウンは当然のことながら朝早くから鼓動を始めているし、そこを通りすぎてからあらわれるノースビーチ界隈も店先にだされたテーブルでラテやカプチーノを飲みながら新聞を広げ寛ぐ市民が目に入る。
　
消防車店の前に止めて・　　　　　　　　　コーヒー買ってる朝の隊員

Molinari は古いデリ、昼間開いているのは当然だが、朝からやっているとはちょっと以外、店内は天井からぶらさがるサラミやハムの類が暖簾のよう。奥まで入れば加工品ばかりでなく、サンドイッチを作ってくれるセクションがある、頼む前に自分でその辺にあるパンを掴んでわたさなければいけない。
　

プロシュートは薄切りの奴が皿の上にヘロヘロたくさんあると嬉しくなるが、このヘロヘロな薄切りがけっこうな厚さになるまで積み重ねられたサンドイッチも上位の好物に入る　上手く噛み切らないとみんなが引きずり出されるヒヤヒヤも良い。

マスタード、タップリ　トマト、スイスチーズ、オニオンスライス　レタス　サンフランシスコの朝日、ラテを流し込んで、、シンプルな美味さにフフフッと口元が緩んでしまう

373 Columbus Ave San Francisco (415) 421-2337

Genova Delicatessen

アメリカの家庭の子供が学校に持ってくるランチと言えばサンドイッチかマカロニチーズ又は単にパスタ、ピザの残り、この辺りで落ち着く。日本の弁当のように複数種類が入っているようなものはあまり見ない。タッパーの中に味気なく単一で入っている。

高学年にいくにしたがってサンドイッチの厚みが増し、ケチャップ、マヨ、マスタードの量などにも個人差がでてくる、ちなみにハンバーガーもサンドの仲間。

これらのメニューはご飯に味噌汁というくらい米国民のDNAに染み付いている。

我々が日本の朝食はこうあって欲しいと思うように、血中にサンドイッチが通う彼らにもサンドイッチはこうあって欲しいという基本がある。厚くドッシリと作れということは、教条の１　パンは柔らかい物より歯ごたえがある物が好まれている。Ｒｏｌｌというホットドッグ用のバンの形の物がポピュラー。食パンは意外に日本のサイズより一回り小さい。

"Genova Deli"のカウンター後ろには昼時、白いシャツにネクタイといういでたちのイタリアンボス数名とセクシー系数名で威勢のいい鮨屋さんのように「次は誰？」「ハイッ　ロールね、っでプロシュートっとそれから」「ホイヨ、ダクケチャにチョイマヨ」「オニオン抜きね」といったテンポでどんどんオーダーをこなす。総勢8人位でやっているから活気が良い。ハムの種類も多い。　

取り敢えずその中から5種類くらい指定してうず高く盛り込みさせるのもいれば、野菜が多く薄目のイタリアンハムを１枚といった風に千差万別ではあるが、出来上がりは、一様にズッシリ。

マフィヤの管理職みたいなボスは上半身やお客との喋りはユックリ目のテンポだが手先だけは早い。パサパサと完成品が白いワックスペーパーに巻かれテープで止められカウンター越しに渡されるが、映画"カジノ"でマフィアが車からこの包みと一緒に降りて拳銃と勘違いされて撃たれるあれだ。

控えめにイタリアンコンビネーションを頼んだが10センチは厚みがある。「ちょっと」って説明してもボスの「この位はせめて無いとな」という米国で青年期に培われた感覚でやられてしまう。

日本の極薄きゅうりとハム、限りなく薄い「これなら付けなきゃいいのに」というノリのマスタード、マヨ、バター（でもこれが後で生きてくる）を美味しいと思っているが、ボスの手加減、味加減にも洗脳されてきた。

日本に帰って暫くしたら、あの分厚いやつをガーーブッとヤリテーーーーーーーーーーっと思うのだろうな。

ドレとドレだって？はっきり言えよ 　　　　　 厚さ　命

Genova Delicatessen 5095 Telegraph Ave Oakland (510) 652-7401