どこの国にもその構成要素に人の性格のようなものがある こーなのにあぁなの?みたいなとこがあっておもしろい 緻密なのか大胆なのか、牧歌的であったり 唯一無二ってことで排他的とか、だから今も目にすることが出来る中世の夕日だったり 朝の構内スタンド 慌しいサービスとその方法になんとなくsocialism を感じたり 街角に佇むFiat とか 空港のAlitaliaにも似たようなsocialism的質感 そんな事言ってると即座に「どの辺りが?」って否定されそうなlatte の風味や視覚要素が幾重にも layer となって目の前を交錯する
寒い時にはない! ということではないようです トーマト トマト 血の中に流れてるかも
肉屋気質っていうんでしょうかスライサーでシュラシュラ切られるのより熟練の慣れで手切りされた物の方に道理を感じる アメリカはこれみよがしにスライサーを使う 人間の感覚っていうのは目盛合わせな正確より鋭敏だ------------------------------------------------------------------------------------------------------------旨い豚足に会った 実は豚足大好き 以前豚足団を結成して見附辺りの焼肉屋から始めて毎日1軒という枷を負って食べ続けた 旨かったのはとある渋谷のチェーン店だったというオチだ 一言で爽やかなイタリヤ豚足 ピリリとしてレモン風味 世の中色々あるもんです
塩味ローストのものは好きだけど、塩味の印象だけに甘いものに使ってあるとちょっと敬遠がち ここまで使うかっていうようなの食べてみたらあっさりしてて美味しいかったのだ
日が暮れても人がワラワラっとたむろする雰囲気の中に身を置くと、とてもリラックスする 自家発電でブーンっと音をたてるちょっと怪しげな夜店とか生業、営みのつかの間だったり ちょっと喧騒とか 地図上のPiazza は広場、 Piazza Navona 路商が空に舞い上げるおもちゃの羽、手の平のなかで心地よい音をたてる磁石のような小さな石を見せてくれた押し売りはナポリから来たと言う 両サイドのカフェはから漂う香ばしいかおり冷気覆う中、横を通り過ぎるとちょっとだけ暖かい空気を頬に感じる炒り栗 パリの物より二回りは大きい やけに正確そうな秤があるが、厚めの紙でクルクルしてくれるとてもアバウトな1人前 冷気とホンノリ熱の栗皮 凍てつく石畳を行けば後少しで日付が変わる
どこで食べても感じるのはアメリカや日本でal dente と称され供されるものがそれであるならイタリアのこれは何だ?という事 <太刀魚> 中心まで火がはいっていない 歯にクッと微かな感触がのこるはじめて食べたのはミラノの Cracco Peck まさか茹で間違い?と思うほどはっきりと芯がある切断面は真ん中まで後 髪の毛数本分という程度火がはいってない部分が残るべニスでさらに歯ごたえのあるFettuccine の洗礼イタリア感覚でいくなら per se や oliveto のパスタは「なんだこの野暮ったい茹で方は」といったところ <鮪・オリーブ> このコロコリ部分を残すところ、宵越しの銭、蕎麦は噛まずにといった粋の感覚に似てるような気もする今回 "coda alla vaccinara" というのを食べた 拙い思い込みも知れないけれど雌の尾っぽのラグーを使ったって意味なのか? そうだとしたら雄の尻尾を食う奴は出世しないとかなんとかそんな諺でもありそうだ
天空の街、Orvieto すべてが800年という残照 一角の小さなジェラトースポット 美味しいというふれ込みなので4種 何が違うってヌルっときてサラっていうキレだ <zabaione>
テヴェレにかかる Ponte Umberto の脇小道 磨りガラスの向こうに忙しそうな仕込風景 雰囲気はひと昔前のサンフランシスコ Acquerello のよう 行き届いた中、「ワインのお代わりは "ancora" って言ってください 日本語でアンコウって魚いますよねあんな感じで」 ってな調子で楽しいサービス 本日も生魚 ローマの日常がゆえに特別な Amatriciana ベーコンは豚の頬肉らしく 凄く香ばしい ガツガッっとSicilia の bottarga こんなのにどんなワインが合うのか興味深々 ソムリエがやってきてクンクンと料理の匂いをかいで暫し瞑想し持ってきてくれたものは 今まで口にしたことない個性的な1杯 名前を書いてもらった紙を忘れるドジ、 一期一会、そんなものかもしれません 食後、「シーフードでお薦めの店あります」と尋ねたらAcquolina に行って見てくださいとの事、このチェーン紹介方式旅先で意外なお店発掘にいいかもAcquolina Il Convivio
去年の秋は関西ー関東とモンブランを沢山食べた 究極の、究極のって事で
断面図説明なんかあったり
ツワモノ揃いというんでしょうか
歩いてる時にフッと目にとまったモンブラン 手にもって果物にかぶりつく様にいってみたらクリームが美味い中、栗の香が抜けて オオーッ 身構えて食べるからなのか、日本ではこのオオッーっていうのがなくて こういう不意打ちの旨さっていうのもいいですね
前菜からパスタ、メインまで食べるとちょっと多すぎるのは中メニューのパスタの量がけっこうしっかりしてるからCarpaccio di spigola / tartare di tonno メインまでいかずに前菜と中菜各種ということであれば丁度落ち着く 直径4センチのAl dent Lobsterパスタは大体どこの店でも即興で作ってみましょうかという一品があって食べた事ない形状のものが登場するので楽しい
Risotto con brocoolo Siciliano こんなヒラヒラRomiloVia di Campo Marzio
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