パリの外れ、看板もさだかでない場末のビストロ、9時半には閑散としていた店内も10時をい過ぎると地元の人でけっこうな賑わい、
そんな折、予約をしていたのか、女性を筆頭とする数人のグループが入店、テーブルの無い事にオーナに猛抗議
「何よこれ どーゆうこと」に対し困ったゼシュチャーだけで応える Martin Scorsese 似のオーナー
無いものはないし、どーやって対応するんだろうとみてるとその女性にやおら差し出したワイングラスに無言でそそぐ雫、とたん「えっ 何何これ 超 おいしいんだけど」みたいな反応、とたん他の連中もグラスを出され注がれる液体に懐柔されカウンターでおとなしく飲み始めた
ここの親父のワインセレクトは超絶ということで訪れてみた場所、ワインリストは1杯 4-5 ユーロのものが主流でイチバン高いものでも10 ユーロ そんなボトルで荒れる心を瞬時にねじ伏せる器量とそれを解するワイン文化の奥深
ワインも旨いけど、奥さんの仕切るキッチンからでてくるデザートに「なんでも言うこと聞きますよ」って気分になった午後11時過ぎの街の端っこ
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