花見小路っていうのは京都のようであってそうでない気がするんですが、同じ事感じていたようで、なるべく裏からアプローチしてみようということで、互いに同意 小道を抜け出てちょっと曲がったところで小さな暖簾、あーやっぱり、こちらからの方がいい感じ、 夏の関西は明石物 地元と言われる隣の方はこのあとクレープの美味しい店でしめるとのこと、 クレープたってあの甘いやつじゃないですよ、ちょっとリキュールを使ってね、大人な感じでいいんですよ、
もーついて行きそうでした、
川端通りを走る車中、「最近、宝泉さん、どーですか」 とタクシーの運転手さんにふってみた、 「いいと思いますよ、」 信号待ちで振り返りながら、メガネのフレームを上げる仕草にトリビア系の光、 「ひょっとして、京都甘味詳しいですか、」 「ハイ、かなり」 こーいう自信満々の人いいですねー それじゃ次回 是非案内をということで名刺をもらった屋内のそこかしこに祖母が住んでた家に似通った空気がある、子供時分には気味悪かった人気のない離れの部屋とか、日中でも妙にヒンヤリとした庭木の隅とか、 そんな気配の残る畳間で冷たいのをツルッと こんな贅沢なものはでなかったけど、
丸久抹茶ソフトをみてあーっと思い出した、子供の頃カプリコが好きだったけど、あの泡のような固形のような不思議な食感にとらわれたんだとおもう、
このソフトは茶の風味が立ってうまいけど、最近のカプリコはあの頃のものと同じなんだろうか?と思ってしまう程の変わりようです 同じなんでしょうけど、オヤジにはわからん味っていうんでしょうか、子供の頃にもっていた何かをなくすとカプリコは味わえなくなるんでしょうか、、、、
そりゃーもー蒸し暑い日本の夏、そんな中でも、ふっと涼しげな心持になれるような事があって、そんなちょっとした清涼感にふれることができるなら、もーちょっと炎天下歩いてみようかなというような気持ちにも、 鱧の骨切りのシャリシャリという連続する小気味いい音は涼し音、 ちょっとした山葵の香とか、鱸のキリッとした歯ごたえに、梅の香りとともに消えていく鱧のホロホロ感、 冷たい日本酒、すーっと冷涼な喉越しに、遠く聞こえる花火の音色が耳のおく、
まぁ~蒸し暑い京都、ツレがバーで飲んでる隙にoaks heart の酢、ソフトクリーム ソフトクリームそのものの中にも酢が練りこまれてる、上からさらりと果実風味酢 スッキリ甘で加減よろし、oaks heart
久しぶりの夏、ふっと目に入ってくるものが時をゆっくり進ませたり戻したり くわーっと暑い午後、 宇治金、黒蜜、蕨餅、 大納言小豆で暑気払い、 最後は幸せカキ氷、この蜜がですねー まぁいらん事いうのやめときましょあしたのためのその一、氷はだまってシャキシャキ、シャキシャキ
ちょっとした夕立が木々やコンクリートの埃っぽい匂いを煽る心地よさちょい飲みできるところのつまみというのは世にでてこないけどなかなか玉石の宝庫 そんな店が道行くごとにあるので気にかかり始めると興味つのって大変 残り陽の空、ちらほら開き始めたバーに入って 一言二言 スッキリとお願いしたら トンッ ちょっと間をおくと 氷がゆれてカランコロンと涼しげな音
祇園囃子の鐘の音、 麦藁帽と夏休み、 夏帯、せせらぎ、水羊羹、 貸切状態のカウンターで再会、 深い皺と厚い桧のまな板どこか静かな所でと思ってたのでピシャリ、カウンター向こうから絶妙な間と距離感で話を放ってもらる 心地よくあしらわれて午後の街 さーてどーしますか
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