街角のBBQ専門ショップというのは年々数が減っているよう、
「みんな大手のチェーン店で食べるようになったから」というが、この専門ショップ、通常は黒人の人によって経営されていて店の評判というのはあまり芳しくない。旨い時もあれば焼きすぎでパサパサだったり、サービスにとてつもなく待たされたり、それでいて高いと様々 一般向きでないところがある

コアなBBQファンの人たちは当然、チェーン店の雰囲気は馴染めない 倉庫のような店舗内(飾り気はいけない)にある大きな炉で燻され とてつもなくスパイシーなソースで口の回りをドロドロにしながらリブをガブリとやるのを信条としている 普通の人達がクレームする安物のパンというのも 「安物ではなくてはならない」と色々ある

スパイシー リブ ブリスケットは脂のとこが旨
片や「もう2度といかない」という一方で「なくてはならない」層も存在し、そのバランスが失われた時、店が1軒消える
ソースの作り方、焼くのか燻すか?「テネシーのスタイル」でとか「ソースは最後まで付けない」とか奥が深い。たまにテレビでBBQチャンピオン戦などあるが 参加者はシェビーやフォードの大型トラックで自慢の炉を牽引して全米から集まる それは、それは熱い世界
実はそんなに好きなものでもなかったが、旨いのに当ったときのBBQはなかなか 口から「ゴーッ」っと火が出そうなサウスのスパイスも病み付きに
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