bayarea

Kirala

大概の待ち時間は４０分程、いつも店のアプローチには入店を待つ列

ダウンタウンに行くつもりで店の横を過ぎた時、なんとなく列が短かったのと店の前にパーキングスポットが空いてるという嘘のような偶然が重なったのでいってみる

待ち時間は１５－２０分

店内は近所の住民っぽい人でいっぱい　昔日の頃、炉端があって焼き鳥焼くのが上手な人がいて、スシも食べれてと店名通りキラキラしてた　

今の印象は "普通な" サンマテオ辺りなら並ばずにふっと入れるお店な感じ

　　　　　　　　　　　　　　　　　
それにしても律儀なファンは１０年以上にわたって並び続けてきたのだから　中には自分の結婚生活より長い付き合いだったりする人もいるんだろう


思えば、このお店をを中心にAshby Aveに出てCollege Ave までCollege をオークランド方面、又はShattuck Ave からSolano Ave、 University Ave をフリーウェイ方面、 ついでに San Pablo Ave を南北に含んでもここの普通が好きな人が乗り換えるようなお店がない　バークレイもお店が沢山あるようでないのだ

Kirala

sushi maru

その辺りならすし丸が開いてますよと教えてもらって８時過ぎに入店するも

回っているのはサーモンとマグロ、巻き物ばかりなので　サーモンとマグロばかり食べてたら　スペシャルボードなるものを頭上に発見　

これをオーダーすればいいのかと数点お願いしてみるもほとんど売り切れで残念

そうこうしているうちに店内あちこち後片付けが進んでるし

このあたり日曜の夜は早いんだなー

Hoshi

ちょこちょこっとランチセット

回りの会社に勤める日本人のひと達がゾクゾクと入店してくる

日本語がボソボソ溢れる店内でちょっと慌ただしくもおかわり

京風～

京都風って実はどういうものなのか全然わかってないのだけど　言われれば何んだか美味しいものがでてきそうな気がするし、「和え物」や「煮物」なんてあれば早速食べてみたい


出てきた和え物はただ甘く、甘さの中でさえ化調風な味をひくイカなんかが忍んでいたり　煮物のだしも精彩なく、切りつけられた野菜も刺身の飾りや山葵などちょっと想像してたものとは違う

刺身の盛り込みに乗ってきた本来食べない部位のミョウガ和えもない方が潔くないかとか、鮨も安くないのに子供が食べてたエビの尻尾も頭も包丁が入ってないなー 等々実は清潔でサービスも良くお魚もまぁ新鮮で本来なら気分のいい場所風な所なのに"京風で美味しいらしい" というフレで期待に胸膨らましてやってきたから減点思考になってしまう

100億の腕、魔球を投げる！となると奪三振で一気に1位だ！ヤンキース打線完封！とか勝手にミラクルゲームへの期待が当然のごとく先走る、こういう素人の勝手は当のご本人には甚だ迷惑な話なんだろうけどエンターテイメント性の高いビジネスの常　大変な事デス

Sanmi 三実

日本人以外の人が経営する和食レストランの命名はなんとも妙な響きがある　これは妙でこれは妙でないという線引きはどこでするのかアメリカ人に聞かれたりするが、これはもうネイティブの皮膚感覚というか説明は難しい

Geary ストリートをドライブすると目に付く大きな看板「三実」 また新手の"妙"かと立ち寄る事など思いもつかなかったが、その店名上にある家紋、どうもジャパンセンターにある「三宝」の看板に記される家紋に似ている　

家紋、三実、家紋、三宝　街中を往復しその紋が同一のものであることを確認　ＳＦダビンチコードだ

三宝は売却され古い日系スタイルのレストランがまたひとつ市内から消滅したと思っていたが、ここにひそやかに再復活

ドアを開けるとあのご夫婦が奥のキッチンに　

古い日系レストランとそうでないレストランのはっきり違いってこれまた難しい　

鯖味噌に煮豆腐、煮烏賊、煮茄子が一緒盛りの誠意

寿司がダメ、

家紋

招き猫　

Hime

和食がこんな感じになると "最近は和食もこんなにＣＯＯＬ" って評価がはじまる

アジア料理というと内装もサービスについてもまったく無頓着な所が多いので無理もないが　街の動向としてはタイもベトナムもこんなベクトルだ


チャカチャカ音楽鳴り響く店内でお皿の上はこんなプレゼン　この一皿お洒落ベトナムのBon-su でも食べた　アジア料理は境界が曖昧になり融合しつつある


やっとアメリカのノリがわかってきたかいの顧客側とそんな顧客なのだから本来のベトナムでも中華でもなく和食でもない、"不思議料理" で上手に迎え撃つ提供側　

どちらがナメていてナメられているのかこちらの境界も曖昧

ＮＹあたりでも巨額を投じてこの曖昧の宴が繰り広げられる


料理がすでに一人歩きを始め新たな潮流になり新しいジャンルを形成していく


こういう現象が目の当たりにできるのは人間からしてメルティングポットなるなるこの地において

Hime

炭家 Sumika

ベイエリア、秋の"ひやおろし" ということで浦霞、若竹、若戎が出回っています　ロスアルトスまで出かけてチューっと


あまり種類がないので１回でほぼ全部食べてしまえるというか食べてしまったメニュー

初めて訪問時の大根は鍋底であったのかちょっと焦げ味　２度目は美味しく、３度目は火が中まで入ってなかった　キッチンでは日々微調整が行われてるのでしょう

ハツ、レバー　モモ　つくねがいい感じ　ハツが柔らかで美味しい　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　椎茸も旨


カリカリ香ばしいのがすきなので皮系はもっと焼いてあった方が好み


〆に親子　久ぶりに卵弛めの親子丼を食べて嬉

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〆のシメに炭家鶏だし茶漬け

こんな焼き鳥がアメリカでも食べれるのかと思ったのは１０年前、リトル東京にあるコケコッコという店での事、ニューヨークでも "Totto" なんて気の利いた店があるし、、、　なのにベイエリアだけ焼き鳥といえばモモ肉のみたらし団子ソースかけネギ生焼け風が主流だった　

この店はベイエリア焼鳥の歴史を塗り替えるってそんな大袈裟

炭家　Sumika

Chika

メニューだけみて居酒屋のつまみ料理かと読み進めば割高感、実際やってくるものは量が多く 箸で突付きながらチビチビする風情のものでなし

　　　　　　　　　　　　　　　<キンピラと餃子だよ>

入ってくる人はメニュー眺めながらChika の使い方に困っているよう

生姜焼も鰆の焼き物もご飯セットと一緒に食べれば一品だけで夕食になるが、皆がこれに気づくまでは高い居酒屋のイメージで終わってしまいそう

サンフランシスコ市内にあったときのようにひっそり街角に佇み、それでいてキンピラなんかでてくる意外性があったから "けっこう美味しいよ評" に繋がっていたのだろうけど 新規店は防虫剤香るスーツで突然デビューしてきた人みたいで昔からの知人も初対面の人もサンマテオのコーナーで戸惑ってる？

Maruya

晴れのゆくっりフィルモア


雲のないカルフォルニアの秋空と軽快なリズム


リズムにつられて久しぶりに店内に足踏み入れる　もう少し具が賑やかでもいいのにと思いつつ

案外渋いかもと思ったり

そんな日

かっぱ Kappa

鯖が美味しい頃になりました　ハロウィーンがコーナーに差しかかり　そこを曲がると来年の７という数位の背中がすぐ目の前

帰りがけ ここの灯明がフッっと消えるのを感じた時　一度に大量の時間が過ぎ去った気がした

San Francisco