皮凍

中国四川省の南、貴州からの友人が暑い夏に母がよく作ってくれて大好物だったという豚の煮こごり

同じものが食べたくなって数回の国際電話を重ねここまで辿り着いたらしい、本来煮こごりはもっと透き通ったもので塩味でプルルンとした薄切りの物で涼をとるらしい、その透明感がでなかったので貴州の辛いソースで合えたとのこと、

実家の味はすぐそこにあるようで実は陽炎の彼方、

冷蔵庫で冷ました皮凍をビールと流しこみながら口にするとラジオから流れる夏のナイター中継をビール片手に耳を傾けたひととき、扇風機が首を振る音、蚊取線香、日本人としてはそんな事が脳裏をよぎるけど中国には中国の夏の想いがあるんだろう、次回もっとその辺りの話を聞いてみたいなと、、