先週買いだめした本の中から1冊手に取った、66人の物書きのプロが綴るショートエッセイ
昭和という時代に何を食べ、何をした日が最も強く印象深く思い出されるのかというお題の66編から成る本書は食うことが大変だった時代、<戦前、戦中> 復興を支えた敗戦後、高度経済成長期、豊かな国になってからと時代別によって構成されている、
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「戦争が激化するとそんな物はみな消えてしまい戦争が終わると飢餓に脅かされ」
「食料がないのでそのまま死んでいきます」
「子供を連れて行けなかった」
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前半はそんな哀しい話を横糸に語られるモノが多いのだけど、
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「いちばん美味しいものを挙げよといわれたらやはりあの空腹をかかえていた時代である、」
「あの時ほど生涯で旨いと思って物を喰ったことはありませんでした」
「白い飯に魚のお頭付きなど夢の世界」
「いまでも忘れる事が出来ません」
「こんな味は初めて、戦争のことは忘れていた」
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前半の全編通して語られる縦糸には、そんな頃、父母や親戚、近隣の人達が持ち寄ったり工夫して作り出された物は今のなんでも究極?が手に入る時代にそれらを越える味を見つけ出す事はできないというのが根底にある
闇市の腐った竹輪で食あたりし、七転八倒したおでんが今でもいちばん美味しかったというアンパンの作者、
透明な優しさのサハリンのイチゴ、朝日に糸が輝く自家製納豆、気が遠くなるそうめん、白い小鉢に盛られたつややかな梅干、
25万、15万、10万という単位で亡くなる人が続いた時代、他の人からの思いやりや、優しさの中に忘れえぬ味を抱きながら生きてきた人達、
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夏になるとあの雲ひとつなかった空を思い出す、
生きとんさったと、よかった、よかった、
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各編に散りばめられる情景に重くなりがちな最近の心中に仄かな明かりののようなものを感じ、人間は強いし、必ず立ち上がる 日本はそういう国だったし、これからも
過去を知り、やれば出来ると自信につながる日本の歴史や人間性は素晴らしいものだと思います。
Posted by: yas | 04/03/2011 at 18:45
おー お久しぶりです、お元気そうですね、日本にいらっしゃるんですか、またのぞきにきてください、
Posted by: . | 03/21/2011 at 12:43
がんばってます、日本人。
現場でも毎日いろいろ起こっています。
Posted by: Fuxok | 03/20/2011 at 19:19
3月です、昨晩です 笑、
毎日ニュースを見てると何も出来ないぶん焦燥感がつのりますが、そんな中にも現場で何か光明射すような出来事が沢山おこっていることを願います
Posted by: . | 03/16/2011 at 09:18
とても読んでみたくなりました。
そして最近の心情にぴったりな締めですね。これ、3月ですよね??2月だったら予知みたいです…。
Posted by: Yuko Yuku | 03/16/2011 at 01:37